2018.07.14 UP
ゲーム音楽レコーディング inブダペストレポート
こんにちは、グランドファンクの野口良です。
6月末に、某ゲーム音楽のレコーディングでブダペストに行ってきました。今回はそちらをレポートしたいと思います!
ハンガリーの首都であるブダペストはここら辺。中東欧に位置しています。
日本から飛行機でおよそ16〜20時間といったところでしょうか。
日本からの直行便はないため、ドバイやヘルシンキなどを経由していきます。
ブダペストはヨーロッパ最大規模の音楽フェス「シゲト・フェス」が開催されたり、国立のオペラ劇場や大小様々な教会で日々クラシックコンサートが開かれたりと、音楽で賑わう「音楽の街」として知られています。
今回レコーディングを行ったのは、ここMagyar Rádió(Hungarian Radio Station)。ハンガリー国営のラジオ局です。
フルオーケストラが録れるスタジオがここにあるようにはとても見えないのですが、実はあるんですよね、奥の方に。
こちらがレコーディング風景です
指揮はPeter Pejtsik氏、演奏はBudapest Art Orchestra。
ストリングス40名、ブラス17名のおよそ60名の編成。
(音は出ません)
そして今回のレコーディングスタッフ陣はこちら。
左からミックスエンジニアのAndrea Bergesio、作曲家のGabriele Roberto、ディレクターのDavid Christiansenという強力布陣です。
3人共楽しそうですね。終始賑やかなレコーディングでした。
日本からは、本プロデューサー野口と、ゲーム会社のクライアント様も視察に来て頂きました。
言うまでもなく素晴らしい音を録ることができました。
やはりヨーロッパの血筋といいましょうか、イタリア人作曲家によるスコアリングと、ハンガリー人オーケストラの演奏によって、日本のオーケストラとはまた違ったサウンドになりました。
目を瞑って楽曲を聞くと、広大で力強い大西洋の映像が目に浮かぶような、そんな楽曲達に仕上がったと思います。
※ハンガリーの若者に大人気の廃墟バー「シンプラ ケルト」で打ち上げ二次会!
グランドファンクは海外作曲家・演奏家を起用した楽曲制作や、海外レコーディングの経験も豊富です。
日本国内での楽曲制作はもちろんのこと、現地でしか表現しきれないハリウッドサウンドやヨーロピアンサウンドをご要望の場合も、お気軽にご相談くださいね。
本楽曲に関して、情報解禁しましたらまた改めてお知らせ致します。お楽しみに!
野口 良