2018.05.29 UP
5/29 今週のレコメンド【Detroit: Become Human】
剣持です。
ちょっと趣向を変えて、今回はDetroit: Become Human」というゲームをご紹介いたします。
最近は店舗に行かなくても、ゲームをネット上で購入し、そのまま即プレイできるっていうのは
本当に悪魔的な魅力がありますよね。
プレイした後に売りに行けたり、友達に貸したりできないのはちょっと寂しいですが
時代の進歩を感じます。
近未来の世界で、自我を持ったアンドロイド(変異体)が、革命を起こす物語です。
これだけでもうSF好きには堪らないストーリーですが、なんといっても
自分が選んだ結果によって結末が変わっていくそのインタラクティブ性が魅力の一つでしょう。
自身が選んだ選択肢で後悔をしたり、前に選んだ選択肢が後々響いて来たり、
選択をする責任を感じる、映画よりも没入感が高いストーリーコンテンツが昨今のアドベンチャーゲームだと感じています。
もはやゲームの演出力はとどまることを知らないですよね。
手に持っているコントローラーのバイブレーションや、加速度操作など
どんどん直感的かつ、没入感の高いものになっております。
そんな中、もちろん音楽も工夫されておりました。
今回は3人の主人公がおりますが、作曲家を分けて作ることで、
場面転換などプレイヤーに対してもシーンが変わったことを訴求させるデザイン性の高い音楽でした。
贅沢な作りですね〜。お金もものすごくかかっているとおもいますが、
それだけの価値がある音楽だとプレイしながらずっと感動しておりました。
最近インタラクティブに関する音楽提案もいくつか行わせていただいておりますが、
やはりその音楽を誰が触るか、どう触れさせるかをデザインすることが、今後の音楽の課題だな、と感じます。
文責:剣持(プロデューサー)